計測器校正
JCSS校正事業者としての確かな技術と信頼性
メーカーを問わず広範囲の計測器に対応します
半世紀にわたって築いてきた高い校正技術力はJCSSの登録を受けています。
またお客様のご要望へ柔軟に対応できるよう、サービス体制も充実させており、
電気・通信機器業界をはじめ、さまざまな業界からご好評をいただいています。

国際規格に適合した計測器校正機関として、
高い評価を得ています
当社は計量法に基づく校正事業者登録とISO9001認証を受けており、国際規格に適合する品質システムを保有しています。これにより、IATF16949の認定を取得されているお客様からのご要望にもお応えできます。

JCSS登録範囲
半世紀近くの業務が育んできた
高い校正技術力
住友電工社内で保有する計測器の保守部門として誕生以来、高度な技術を継承してきました。当社には原理に忠実な技術と、明確な説明能力を持つ技術者が揃っています。

事業所・工場単位の一括受託
メーカーを問わず広範囲な分野の計測器に対応しており、事業所・工場単位での一括校正も承っています。特に光通信関連測定器を得意としています。

計測器校正対象機器一例
- 光測定器
- 電圧・電流・電力測定器
- 回路素子・磁性体測定器
- アナログ・デジタル通信機器
- 波形・電波測定器
- 周波数・発振器・発生器
- 測定用素子・増幅器
- 記録・電源装置
- 物理量測定器
- 温度・湿度測定器
- 圧力計
- 公害・環境測定器
- 長さ計
- ゲージ
- 質量
- 力計・試験機
- トルク
- 評価装置




校正スタイル(出張校正など)
ご要望に最適な計測器校正スタイルをご提案します
当社の計測器校正はメーカー推奨の試験内容に準拠しているため、計測器の全機能を正確に保つことができます。
納期や、出張校正・引取校正などの校正スタイルについても柔軟に対応しており、お客様のご要望に沿った計測器校正業務を実施しています。

国家計量標準につながる
トレーサビリティを確立しています
校正に使用する標準器は、全て国家計量標準までのトレーサビリティが確立されており、安心してご利用いただけます。またご要望に応じて、トレーサビリティ体系図を発行しています。

計測管理システム
当社独自の計測管理システムを構築し、お客様の情報は10年間保管しています。校正履歴の発行はもちろん、次回の校正案内も行っています。

校正詳細(JCSS校正など)
当社は国際規格に適合したJCSS校正事業者として、長年高い評価をいただいております。
お客様のご都合に合わせたフレキシブルな校正スタイルで、日本トップレベルの校正技術をご提案いたします。
データ保管、メーカー校正修理依頼、報告書の作成までトータル管理を行います。
JCSS校正事業者とは
JCSS(Japan Calibration Service System)とは、計量法関係法規及び、ISO/IEC17025の要求事項に基づいて、特定の試験・校正能力がある校正事業者を登録する制度です。
分析計測事業部 大阪計測グループは、2003年12月10日付けでJCSSにおける電気等の認定事業者(認定番号0141)として、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)より認定されました。その後、計量法改正に伴いJCSS制度が変更され、大阪計測グループは2009年3月31日に、伊丹計測グループは2010年2月25日にJCSS校正事業者として登録されました。
校正事業者が登録された範囲の校正を行った時は、JCSS標章付校正証明書(JCSS校正証明書)を発行できます。この証明書は、国家計量標準につながる(=トレーサブルである)証明になります。
各種校正のご案内
引取校正
当社計測グループにてお客様の計測器をお預かりし、校正を行います。
- トレーサビリティ体系に基づいて、国家計量標準にトレースした標準器で校正を行います。
- 校正範囲は、メーカー推奨の試験内容に準拠いたします。
- 機能検査・校正を行い、計測器仕様に基づき、合否の判定を行います。・調整(ご要求により)及び清掃を行います。・本体とプラグインなど組合せ校正を要する機器は、組合せによる校正を原則といたします。
- 校正完了品は「校正済証」を貼付します。
- 試験成績書の作成を行い、校正記録を残します。(保存期限10年)・ご要望により校正証明書(JCSS校正証明書)、トレーサビリティ体系図、使用した標準器の試験成績書などの書類を発行いたします。
- 不具合が発見された場合は、ご報告を行い、お客様のご指示に従って、調整・修理・返却・その他の処理を行います。
調整・修理の場合、基本的に弊社にてメーカーに手配し、処理完了後再校正を行います。
ご要望により、調整前後(修理前後)の試験成績書を発行いたします。 - 納期に関してご要望がある場合は、お気軽にご相談ください。
【注記】・仕様が確認できない計測器に関しては取扱説明書の添付をお願いする場合があります。・古い計測器(メーカーサポート中止等)は、校正や修理を辞退させていただく場合もあります。
出張校正
お客様のもとにお伺いし、弊社技術員が校正用標準器で現地校正を行います。
- 校正作業の内容校正内容は基本的に引取校正と同じ内容です。精度や校正用標準器の都合により現地で校正作業ができない場合、使用設備が限られる場合は校正項目をご相談させていただきます。校正作業場所の提供をお願いします。
- 納期お客様のご要望に沿って事前に日程調整いたします。
JCSS校正など校正料金体系
校正料金
計測器毎にお見積を回答いたします。「お見積りご依頼・お問い合わせ」よりご連絡いただくか、「校正依頼書」にご記入のうえ、最寄りの計測グループ宛にメール、またはFAX送信をお願いいたします。
引取校正
計測器の校正料金のほか、当社までの輸送費をご負担いただきます。※急ぎの校正作業及び、休日の校正作業の場合は校正料金が割増料金となります。※ご注文後に辞退された場合は費用が発生する場合があります。
出張校正
計測器の校正料金のほか、出張校正に伴う経費につき下記の通り申し受けます。・交通費(実費)・運送費(標準器の梱包・運送費)・移動費・宿泊費
書類費用
試験成績書:1,000円
校正証明書:500円
トレーサビリティ体系図:1,000円
修理及び診断費用
当社にて修理・調整を行った場合は、校正料金+修理費(部品代+修理工賃)を、校正途中で不良が判明しメーカー修理が必要な場合は、診断費用(診断工賃)を申し受けます。メーカー修理が必要な場合は、当社がメーカへの取り次ぎを引き受け、メーカー修理代プラス手数料を申し受けます。
一般校正:試験成績書・トレーサビリティ体系図・校正証明書・JCSS校正証明書
校正証明書:一般校正(例)
貴社名と校正環境(弊社校正場所、試験年月日、試験条件)
校正品の記載(管理番号、品名、型番、メーカー、製造番号)
国家標準にトレースしていることの宣言文及び、計測器校正に使用した標準器の品名、型番、製造番号及び有効期限等を記載
JCSS校正証明書(例)
JCSS校正の際は、JCSS標章を付した校正証明書を発行いたします。この証明書は、国家標準にトレーサブルな標準器により校正した結果を示すものです。
国際規格ISO/IEC 17025をはじめ、品質システムの国際規格ISO9000S、自動車業の品質システムIATF16949等の規格の要求に対応できます。